スポーツ庁、観客数縮小の検討など要請 新型コロナ対策で「さまざまな対応を」

 スポーツ庁と内閣官房は21日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京五輪・パラリンピックの日本代表選考会やテスト大会を開催する際は、観客数の縮小の検討や衛生管理を徹底するなどの対策を要請する文書を公表した。同日、日本オリンピック委員会、日本障がい者スポーツ協会、大会組織委員会に伝えた。

 文書では、大会の開催は「主催者の判断」とした上で、実施する場合の対策事項を列記。アルコール消毒液を置くことや報道陣が取材する際の飛沫(ひまつ)感染防止策も検討するよう求めた。観客と選手が接触する機会は「できるだけ避けること」としている。

 厚生労働省は20日、イベント主催者に開催の必要性を改めて検討するよう表明。21日には橋本聖子五輪相が、東京大会の代表選考会などに関し「時期を変更したり、無観客にしたりということで、さまざまな対応を考えながらやっていくのだと思う」と述べた。

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