東京オリパラ オフィシャルスポーツウエアをお披露目 テーマは「ジャポニズム」
2020年東京五輪、パラリンピックで選手らが着用するオフィシャルスポーツウエアが21日、都内でお披露目された。オレンジ色に近い「サンライズレッド」を基調としており、表彰式や選手村などで使用される。コンセプトは「JAPONISM(ジャポニズム)」。日本の伝統美と先端技術を掛け合わせ、選手団の強さを表現している。
メインカラーは、朝日が昇る力強さをイメージした「サンライズレッド」。2016年から日本選手団を象徴するカラーとして採用されている。「折形(おりがた)」や「かさねの色目」といった日本の伝統的なデザインや技法なども取り入れており、大小の点や線、5種類の赤を組み合わせることで1つの柄を作り、多様性を表現しているという。
汗の量が多くなる場所に粗いメッシュを配置することで空気の流れを促進させたり、透けにくい二層のメッシュ構造にしたりと、各所に工夫がなされている。