紀平梨花が男女シングル通じ大会初連覇 冒頭サルコーは3回転 樋口は4位、坂本5位

 フリー演技を終えて声援に応える紀平梨花
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 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(8日、ソウル)

 女子フリーが行われ、前回大会優勝者で、SPトップの紀平梨花(関大KFSC)はフリー151・16点、SPとの合計で232・34点を記録し、男女子シングルを通じて大会初の連覇を果たした。合計点はシーズンベストだった。

 4回転に挑むか注目された冒頭のジャンプは3回転だった。続くトリプルアクセルからの連続ジャンプは単独のシングルアクセルに。後に、単独のトリプルアクセルを予定していた要素に2回転トーループをつけてリカバリーした。

 後半は3回転フリップ-3回転トーループ-2回転トーループの3連続ジャンプ。さらに、3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプを着氷させた。最後のジャンプ要素、3回転ループも出来栄え点で1・47点の加点を得た。

 紀平は冒頭に4回転サルコー、さらに3回転アクセルを2本織り込む高難易度のプログラムを実戦で成功させるかが注目されていた。紀平の合計点のシーズンベストはNHK杯(19年11月23日)での231・84点、自己ベストは18年12月に行われた昨季のGPファイナルで233・12点。

 2位は韓国のユ・ヨンで、フリー149・68点、合計223・23点。3位はブレイディ・テネル(米国)でフリー147・04点、合計222・97点。日本選手は、樋口新葉(明大)が4位でフリーは134・51点、合計207・46点。坂本花織(シスメックス)が5位でフリーは129・72点、合計202・79点だった。

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