樋口新葉が自己ベスト フリーの3アクセルへ弾み「自信をもって練習に臨める」
「フィギュアスケート・四大陸選手権」(6日、ソウル)
開幕し、女子ショートプログラム(SP)で2連覇を目指す紀平梨花(17)=関大KFSC=が大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、左足の故障で封印していた3回転ルッツなどを成功し、81・18点をマークして首位発進した。樋口新葉(19)=明大=は72・95点で5位につけた。
力強い樋口が帰ってきた。豪快なジャンプと躍動感あふれる滑りでSP自己ベストをマーク。演技後は両拳を握ってガッツポーズした。韓国入り直後は調子を崩していたが「すごい不安だったけど、この2日間でだんだん整っている感じがあった。よかった」と、笑顔。トリプルアクセルに挑む8日のフリーに向けて「自信をもって練習に臨める」と、弾みがついたようだった。