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羽生結弦が平昌五輪以来の韓国入り プログラム変更へ言及「自分らしく滑れる」

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(6日開幕、ソウル)

 ソチ、平昌五輪連覇の羽生結弦(25)=ANA=は4日、試合へ向けて仁川国際空港に到着した。羽生の韓国入りは18年平昌五輪以来約2年ぶり。プログラムの変更について初めて言及した。公式練習が行われた会場のソウル木洞アイスリンクは、新型コロナウイルスの感染防止のためにマスクの着用や検温、問診票の記入を義務づける“厳戒態勢”となった。

 ブライアン・オーサー・コーチの後ろから、笑顔の羽生が顔を出す。しっかりとした足取りで仁川国際空港に降り立った。金メダルを獲得した平昌五輪以来、2年ぶりの韓国の地。愛用する高性能マスクをつけたまま、しかし、しっかりとした口調で、羽生はプログラムの変更について自らの言葉で表明した。

 「プログラムは、バイオ(国際スケート連盟のプロフィルページ)で発表されちゃうのがちょっとビックリしたんですけど、SEIMEI(フリー)とバラード第1番(ショートプログラム)をやる予定です」

 到着口から出口までの50メートルほどの動線では、韓国メディアやファンが押し寄せ、羽生自身が「危険なので…」「走らないでください」などと声を発する場面もあった。それでも自らの声でその心を説いたのは、異例の決断に対して強い意志があったからだろう。

 「自分が目指しているフィギュアスケートとしてできるものが、今は『SEIMEI』と『バラード第1番』が一番かな、というふうに思った」と羽生。続けて「そのプログラムたちと一緒にまた滑りたいなと心から思えたので」とも語った。

 四大陸選手権は過去3度出場し、全て2位。優勝すれば、五輪、世界選手権、GPファイナルの主要国際大会完全制覇となる。また、羽生はジュニア世代の世界大会(世界ジュニア選手権、ジュニアGPファイナル)も制していることから「“スーパースラム”が懸かる」と伝える海外メディアもあった。

 偉業達成へ。「自分らしく滑れるプログラム」が、王者の背中をそっと押してくれるはずだ。

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