五輪公式服装がパラと初同一発表 日本伝統柄など細かなこだわり、各所に

 東京五輪・パラリンピックで日本選手団が着用する公式服装が23日、発表された。開会式用は白のジャケットと赤のパンツ、結団式などの式典用となる紺のジャケットと白のパンツで、女性はキュロットも選択可能となっている。五輪とパラリンピックの選手が同じデザインの服を着用するのは初で、AOKIが制作した。24日に半年前の節目を迎えるだけに、着用した競泳男子主将の瀬戸大也(25)=ANAは「気持ちが引き締まった」と背筋を伸ばした。

 開会式用は「開催国、日本代表選手団の爽やかな輝き」、式典用は「力強く爽やかなフォーマリティ」をテーマにデザインされた。

 白のジャケットには日本古来の伝統柄で縁起がいいとされる「工字繋ぎ」を陰影でプリント。式典用のネクタイやスカーフは縁起がいいとされる七宝繋ぎ、うろこ柄、縞柄が組み合わさっている。

 また、64年大会の製品も実際に手に取り研究。「レガシーとして残しながら2020年の新しさを加えたい」(AOKI・青木彰宏代表取締役社長)として、今回はボタンに日の丸と五輪、パラリンピックマークを入れるなど、各所に細かなこだわりを詰め込んだ。

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