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石川佳純、東京五輪へIT革命「活用して強くなる」専用アプリで試合データ参照

石川佳純(中央)とアンバサダー契約を結ぶシスコシステムズの生田氏(左)と鈴木代表執行役員会長
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 卓球女子で東京五輪代表の石川佳純(26)=全農=が22日、都内で会見し、アンバサダー契約を結ぶコンピュータネットワーク機器開発会社の「シスコシステムズ」の協力の下で行っている“戦い方改革”について報告した。同社が開発した専用アプリによって自身や対戦相手の試合映像やデータを参照しながらプレーに反映させており、「時代が進み、2019年はなかったものが2020年には活用できる。自分のレベルアップにつなげたい」と五輪本番に向けて腕をぶした。

 3度目の五輪を前に「IT」という大きな武器を手に入れた。17年12月からアンバサダー契約を結ぶ同社の協力の下、システム開発の専門家ら10人によって「チーム佳純」が結成され、昨年5月には石川専用のアプリが完成。サーブ、レシーブなどプレー場面を細かく指定しながら、スマホやタブレットでいつでもどこでも試合映像を確認できるようになった。

 さらに、11月からは試合の詳細データをレポートとして参照できるようになり、自身や対戦相手のプレー傾向も数値として丸裸になった。「(例えば)長いサーブがすごくきているイメージだったけど、(実際のデータでは)実は1本しかきてないとか。意外と分かってないんだなと」。データで見る卓球は、自身の感覚とは異なっていたようだ。

 昨年12月のノースアメリカンOPで優勝し逆転で五輪切符をつかんだが、その“影の立て役者”でもあったという。「初対戦の中国選手が2人いたが、サーブがすごく効いたおかげもあって勝てたので。(相手の)データだったり、映像を見て戦えたのはすごく大きかった」。

 また、以前はコーチからのアドバイスに対して首を縦に振れない場面もあったが、今は客観的な数字が背中を押す。「頑固なので、『もっと長いサーブを出した方がいいよ』と言われても『え、出してるよ』と思っちゃうことがあるんですけど、データで見ると2本しか出してないとかがあるので。(助言を)素直に聞ける」。

 半年後の五輪本番に向けて、アプリはさらにバージョンアップする見込みだ。「たくさん活用して、東京五輪でもっと強くなってコートに立ちたい」。最新テクノロジーを駆使しながら自身のプレーもアップデートしていく。

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