「大相撲初場所・７日目」（１８日、両国国技館）

　初日から連勝を続けていた正代（時津風）は、かど番の大関豪栄道（境川）に敗れ幕内の無敗力士がいなくなった。

　正代の圧力を豪栄道が残し、背後を取って送り倒した。豪栄道は３勝目。

　正代が敗れたことで、優勝争いのトップは１敗の５人となった。結びの一番で小結阿炎（錣山）に勝った大関貴景勝（千賀ノ浦）と、平幕の照強（伊勢ケ浜）、徳勝龍（木瀬）、遠藤（追手風）と、正代。

　その遠藤はこの日、玉鷲（片男波）を撃破。鮮やかにとったりを決め、館内を沸かせた。８日目は炎鵬（宮城野）と対戦する。

　新関脇朝乃山（高砂）が北勝富士（八角）に、寄り切って５勝目を挙げた。この日未明に急逝した近大相撲部時代の恩師・伊東勝人監督に捧げる白星となった。