小塩遥菜 中2で8強!みうみまと並んだ 目標の準決勝「1点でも多く」
「卓球・全日本選手権」(17日、丸善インテックアリーナ大阪)
男子ダブルス準々決勝が行われ、水谷隼(30)、大島祐哉(25)組=ともに木下グループ=は、高校王者の戸上隼輔、宮川昌大組(野田学園高)に1-3で敗れた。女子シングルスは世界ジュニア選手権銀メダルの小塩遥菜(14)=エリートアカデミー=が6回戦で安藤みなみ(十六銀行)を4-2で破り、8強入り。東京五輪代表の伊藤美誠(スターツ)、石川佳純(全農)は準々決勝に進んだが、平野美宇(日本生命)は5回戦で敗退。男子シングルスは張本智和(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)が8強に進んだ。
女子シングルスの小塩はカットマンらしく粘り強くボールを拾いながら、チャンスを確実に仕留めて実力者2人を粉砕。中学2年時の伊藤、平野と並ぶ8強に進み、「初めてのベスト8でうれしい」と声を弾ませた。目標だったという準々決勝の伊藤戦までたどり着き、「あした伊藤さんとやれるので楽しみ。少しでも相手になれるように、1点でも多く取れるように頑張りたい」と気合を入れた。