テコンドー協会 金原会長が薬丸裕英の「クズの集まり」発言に謝罪要求

 強化方針を巡りトップ選手と対立が続き、体制刷新が決まった全日本テコンドー協会の理事会が10日、都内で行われ、日本卓球協会の木村興治名誉副会長(78)を会長候補とする新体制の理事候補11人が承認された。26日に行われる正会員総会で、新体制が正式に発足する。

 検証委員会から組織運営の問題や反社勢力とのつながりはないと認定されながら、混乱の責任をとり退任する金原会長は、一区切りがついたからか、この日は騒動中の不満をぶちまけた。

 理事会の音声データを流出させるなどした一部の理事について「水には流さない。テープを流したり、私が反社だとか、牛耳っているとか裏付けのないことをいって、イメージをおとしめた。誰がそんなことをしたのか。そこは調査結果に入れてもらうようにお願いする」と、“犯人探し”に言及。また、テレビのコメンテーターの発言にも触れ「薬丸(裕英)さん、あの人、我々のことを『クズの集まり』って言ったんだよ」と憤り、「ごめんなさいと言ってくれればいい」と“謝罪要求”した。

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