スポーツクライミング・野口啓代、2019年は「セカンドコレクターな年」

子供たちと笑顔で写真に映る(後列右から)野口啓代、野中生萌、藤井快=三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(撮影・田中亜実)
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 東京五輪で新種目となったスポーツクライミングで、女子五輪代表の野口啓代(30)=TEAM au=らが8日、船橋市で子供たちに指導を行う「スポーツクライミングアカデミー」が開催された。野口は今年1年を「セカンドコレクターな年」と話した。

 8月の世界選手権複合とボルダリングで銀メダル、ワールドカップでも2位が続き、なかなか優勝できない1年だった。オフシーズンは「3種目バランスよく調整したい。今は持久力的なトレーニングをしてます」と話した。

 イベントには野中生萌(XFLAG)、藤井快(TEAM au)も参加。野中は優勝で締めくくった1年を「終わり良ければ全てよし」、藤井は「嫁にずっと『最後の種目まで分からないから、最後まで諦めるな』と言われてました」と流行語風にまとめた。

 東京五輪出場基準の解釈を巡り、国際連盟と日本協会が係争中。国際連盟の解釈では8月の世界選手権の結果により、男子は楢崎智亜(TEAM au)と原田海(日新火災)、女子は野口と野中に代表が決定している。一方、日本協会は世界選手権最上位の楢崎智と野口が内定しており、残る男女1枠を世界選手権、五輪予選などで出場枠を獲得した選手による国内選考会で決める基準を設けている。この日は報道陣に対して五輪出場に関する質問は禁止された。

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