佐藤駿がSPノーミス3位発進「よかった」3回転アクセルも着氷
「フィギュアスケート・ジュニアGPファイナル」(5日、トリノ)
ジュニア男子ショートプログラム(SP)が行われ、佐藤駿(埼玉栄高)が77・25点で3位発進した。全日本ジュニア選手権を制した鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)は71・19点で6位だった。
佐藤は冒頭のトリプルアクセル(3回転半)を流れるように着氷。その後も大きなミスなく演じきり「この舞台でノーミスの演技をすることができたのでよかった。自己ベストではなかったけど、70点台後半が出せたので、ちょっとは納得しています」と振り返った。
羽生結弦(ANA)と同じ仙台市出身。「アイスリンク仙台」でともに練習しており、幼稚園の時に憧れの先輩からもらったペンダントを身につけてSPに臨んだ。「6分間練習の時は緊張したけど、本番前に先生から『落ち着け落ち着け』って言われて、そこでほぐれて自分らしい演技をすることができた」と笑顔を浮かべた。