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羽生結弦 最高難度4回転ルッツ着氷! 最多5度目の優勝へ心身ともに充実

 「フィギュアスケート・GPファイナル」(5日開幕、トリノ)

 公式練習が4日、行われた。男子はシングル最多5度目の優勝を目指す羽生結弦(24)=ANA=が参加。トリノ五輪が開催された会場での初練習で最高難度の4回転ルッツを美しく着氷させるなど、上々の仕上がりを見せた。

 五輪を2度も制した羽生が、2006年トリノ五輪が開催されたリンク「パラベラ」に降り立った。「会場に大きなエネルギーがあると思った」と羽生。同じ仙台を拠点としていた荒川静香さんが金メダルを獲得したなじみ深い会場は、当時11歳の羽生少年の心に印象深く刻まれていた。

 「あー、ここ見てた所だなって。アップからワクワクが止まらなかった。憧れの中で滑ってるようだった」。心は自然と躍った。

 入念に氷の感覚を確かめ、練習開始から約10分後には4回転ルッツも着氷。「感触もよかった」と納得の表情だった。試合で成功させれば、17年10月ロシア杯以来。実戦導入するかはSP後の判断となるが、トーループ、サルコー、ループを含めた4種類の4回転を成功させた。

 リンクサイドに立つ予定だったジスラン・ブリアン・コーチはアクシデントで来場が遅れており、不在だったが「とりあえず自分でやることはやります」と、40分間の練習を充実させた。

 来場していた荒川さんとはスタンドで楽しげに会話し、会場を背に自撮りで2ショット写真を撮影。壁に書かれた「torino 2006」という五輪マークも、立ち止まって撮った。「もちろん、『記憶』としての思い出もあるけど、ここに残る『記録』から、勝手に力をもらいながらやりたい」と羽生。金メダリストからのエールを胸に、心に刻まれた“金メダル”の思い出をパワーに変えて、頂点に立つつもりだ。

 フリーが行われる7日には、25歳の誕生日を迎える。「やったーって言えるような誕生日にしたい」と羽生。スケートに夢中だった羽生少年が夢見た舞台で、24歳最後の舞と、25歳最初の舞を披露する。最高の演技で、男女シングル史上最多5度目の優勝を果たし、自らを祝福する。

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