鶴竜が2場所連続の休場「腰椎すべり症の再発」白鵬も驚き「朝は寒いからね」
「大相撲九州場所・初日」(10日、福岡国際センター)
横綱鶴竜(34)=陸奥=が初日の10日、休場した。日本相撲協会に「腰椎すべり症の再発」との診断書を提出した。休場は2場所連続、14度目で九州場所は3年連続。初日に対戦予定だった、朝乃山(高砂)は不戦勝となる。
先場所中に師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)が急逝。陸奥部屋に移籍し、初めての本場所だった。前日は「(井筒親方への思いは)心にしまって相撲に集中したい」と話し弔いV7に意気込んでいたが、無念の決断となった。
1年納めの場所は白鵬(宮城野)の1人横綱となる。この日の朝稽古後、鶴竜の休場を聞いた白鵬は驚き。「朝は寒いからね。怖いね、気を付けないと」と話していた。