八村、デビュー戦上回る19得点で初勝利に貢献 スピンムーブなど多彩な攻撃

サンダー戦の第3クオーター、ドリブルで攻め込むウィザーズの八村(左)=オクラホマシティー(共同)
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 「NBA、サンダー85-97ウィザーズ」(25日、オクラホマシティー)

 NBAウィザーズの八村塁(21)が日本人選手3人目のNBAデビューを果たした23日(日本時間24日)のマーベリックス戦に続いて2戦連続スタメン出場。チーム最長の34分39秒プレーして19得点5リバウンド、2アシスト、1スチールを記録した。デビュー戦の14得点を上回る数字を叩き出し、チームの初勝利に貢献した。

 第1Qは12分間フル出場し、鮮やかなスピンムーブで11年目のベテラン、ガリナーリを2度、振り切って4得点を挙げた。途中出場となった第2Qは6分40秒プレーして6得点。残り3分20秒にはゴール下でディフェンスを引き付けてからブライアントのジャンパーをおぜん立てし、初アシストもマークした。

 2日前のデビュー戦は25分間で14得点10リバウンドをマークし、2部門で2桁の数字を記録するダブルダブルを達成するとともに日本人最多記録を更新した八村。スタメンで出場した第3Qは開始直後にシュートを外すもしっかりリバウンドをもぎ取り、ファウルを誘って初のバスケットカウント。初フリースローも沈めて3点プレーを完成させた。残り6分45秒にはペイント外右側からミドルシュートを決めて第1戦を上回る15得点目を挙げた。

 8点リードで迎えた第4Qはベンチスタート。出番は4点差に詰め寄られた残り8分だった。残り4分36秒で同点に追いつかれたところで八村が流れを変える。ペイント外右側からの1対1でショートジャンパー成功させると、そこからチームが12連続ポイント。残り2分10秒には初ダンクを試みたところでファウルを受け、フリースロー2本をきっちり沈めて19得点とした。

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