紀平梨花、4回転サルコー「合わせたい」左足首痛でルッツは回避

 フィギュアスケートの昨季GPファイナル女王、紀平梨花(17)=関大KFSC=が17日、関西空港からGPシリーズ自身初戦のスケートカナダ(10月25~27日・ケロウナ)へ向けて出発した。9月のオータム・クラシック前に左足首を痛め、痛みを感じるルッツの練習は、2回転も封印している状態。今大会でも「ルッツは外した構成で考えている」と明かした。

 一方で、今季導入を決めている4回転サルコーは、現地で調整を続ける中で「痛みがなくなれば入れるつもり」と紀平。10月5日のジャパンオープンでは15歳のトルソワ(ロシア)がフリーで3種類4本の4回転を着氷した。トルソワとはスケートカナダで再戦するため、紀平は「(4回転を)合わせられたら合わせたい」と前向きに話していた。

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