釜石のW杯試合中止、選手が清掃 台風被害住民から感謝の声

 ラグビー・ワールドカップのナミビア-カナダ戦が、台風19号の影響で中止された岩手県釜石市。「東日本大震災からの復興の発信」を掲げ準備を進めてきた。台風被害の一報を聞いたカナダ代表選手は13日、屈強な体を生かして市内で清掃活動を実施、住民から感謝の声が上がった。

 試合中止となったカナダ代表選手は午後、一帯が約1メートル冠水した地域で約1時間半にわたり泥を片付けるボランティア活動を実施。196センチ、112キロのジョシュ・ラーセン選手(25)らが道路を覆った泥をシャベルですくい、次々と土のう袋に詰めた。

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