八村、2戦連続2桁得点 16分で11得点、7R 強烈リバウンドダンクに本拠地沸く
「プレシーズンゲーム、ウィザーズ137-98広州ロングライオンズ」(9日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(21)は中国プロリーグの広州ロングライオンズ戦で先発し、15分46秒プレーして11得点、4つのオフェンスリバウンドを含む7リバウンド、1ブロックを記録した。後半はプレーしなかったが、7日のニックス戦では21分で12得点を挙げており、2試合連続2桁得点でチームの勝利に貢献した。
エースガードのビールが休養のため欠場した試合。開始直後は攻撃の歯車がかみ合わず、5分で6-14とリードを許す。八村もスリーポイント1本を含む3本のシュートを連続でミスし、残り6分にはドリブルが手につかず、ターンオーバーも記録した。
しかし、そこから八村のショートタイムが始まる。残り5分、リング下でオフェンスリバウンドをもぎ取ると厳しいマークをかいくぐって左手でショートフックを沈めてこの試合初のポイント。力強いプレーで本拠地を沸かせると、13-15の残り4分18秒にはオフェンスリバウンドからそのままワンハンドでリングに叩きこむ豪快ダンクで地元ファンを熱狂させた。同2分38秒にはディフェンスリバウンドから自らドリブルでリング下までもぐり込み、レイアップ成功。鮮やかなコースト・トゥ・コーストで三たび、会場を魅了した。
第1Qは残り1分58秒で交代。10分で8得点、6リバウンドの圧巻パフォーマンスだった。
第2Qはベンチスタートで残り5分44秒でコートに立った八村。残り4分26秒でブロックショットを記録すると、そのまま速攻に加わり、味方のシュートミスを後方から飛び込んでリバウンドを獲得し、レイアップを決める。2戦連続2桁得点をマークした。