空手の五輪代表 年明けにも内定発表へ
空手のプレミアリーグ・モスクワ大会に出場した日本代表が8日、成田空港に帰国した。同大会は東京五輪出場権を争うポイント対象大会。ポイント差次第では早ければ1月に代表内定が決まる。
男子形で優勝した喜友名諒(29)=劉衛流龍鳳会=は今季負けなしを続けており、ポイントもダントツ。「また一歩五輪に近づけた」と納得の表情だった。女子組手68キロ超級の元世界女王・植草歩(27)=JAL=は銀メダルに終わったが、確実にポイントを獲得。五輪では一つ下の68キロ級の選手とも同階級として戦うことになるだけに「1月にきちんと内定を取っておきたい。いろいろな準備、対策ができると思う」と今後の戦いを見据えた。