陸上の世界選手権に臨む男子マラソンの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が30日、開催地ドーハへの出発前に羽田空港で取材に応じ、高温多湿でのレースに向け「ロード種目は厳しい環境で棄権者も相次いでいるが、日本勢に限ると50キロ競歩で金メダルだったりと追い風が吹いている。追い風に乗って頑張りたい」と意気込んだ。
自身4度目の大舞台。このところ順位にこだわるレースでは着けていなかった腕時計を今回は使う予定。「自分のペースを貫くのが大事。暑くなって頭がおかしくなると自分がどんなペースか分からなくなってくると思うので」と説明した。