大相撲、関脇御嶽海が2度目優勝 決定戦制す、大関へ足掛かり
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大相撲秋場所千秋楽は22日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、東関脇御嶽海(26)=本名大道久司、長野県出身、出羽海部屋=が12勝3敗で並んだ西関脇貴景勝との優勝決定戦を制し、7場所ぶり2度目の優勝を果たした。本割では小結遠藤に勝っていた。
次世代の担い手として期待される御嶽海は、大関昇進への足掛かりを築いた。関脇の制覇は今年初場所の玉鷲以来。関脇で2度優勝は朝汐(後の横綱朝潮)以来。
今場所は鶴竜、白鵬の両横綱が不在。昭和以降単独2位の16場所連続三役在位の御嶽海は突き、押しを武器に白星を重ね、千秋楽まで関脇以下3人に優勝の可能性が残る混戦を制した。