女子バレー宿命の日韓戦 火の鳥ニッポン第1セット制す 主将岩坂が初出場
「バレーボール・女子W杯、日本-韓国」(16日、横浜アリーナ)
世界ランキング6位の「火の鳥ニッポン」日本代表は第3戦で同10位の宿敵韓国代表と対戦。第1セットを苦しみながらも25-23で制した。
1勝1敗で3戦目を迎えた日本は、今年6月のネーションズリーグでストレート負けしている韓国と激突。日本は岩坂名奈、新鍋理沙、石井優希(久光製薬)、荒木絵里香(トヨタ車体)、佐藤美弥(日立)、石川真佑(東レ)、リベロ山岸あかね(埼玉上尾)がスタメン。主将の岩坂が初出場となった。
先制した日本だが、ロンドン五輪得点王の金軟景擁する韓国の高さに苦戦。9-9で追いつかれて2点リードされると、中田監督がたまらずタイムアウトを要求した。
終盤、石井のサービスエースで17-17に追いつくと、そこからは一進一退。終盤、日本は佐藤のサーブから4連続ポイントでリードした日本が第1セットを制した。
今大会、日本は初戦のドミニカ共和国に3-1で勝利。2戦目のロシアには2-3で敗れている。韓国は中国、ドミニカ共和国に敗れて2連敗となっている。