MGC・独走Vの前田穂南「いつの間にか後ろの選手がいなく…」

 「マラソン・グランドチャンピオンシップ」(15日、明治神宮外苑発着)

 女子は前田穂南(天満屋)が優勝、2位に鈴木亜由子(日本郵政グループ)が入り、東京五輪の女子マラソン代表に内定した。前田は20キロを過ぎてから25キロにかけて抜け出し独走状態となったが、会見で「いつのまにか後ろの選手がいなくなっていました」と自分の走りを貫いたことが自然と結果につながったと振り返った。

 中間地点では2位に9秒差。25キロ地点では38秒差と着実に差を広げていった。最終的には4分近い差を2位の鈴木につける独走Vとなった。会見ではこのレース運びについての質問が続出したが「今回のレースは自分でしっかり行くと決めていたので、不安なく、自信を持って最後まで走りました。20キロ付近で仕掛けたつもりはなかったです」とあっけらかんと語った。

 はた目には高度な作戦を持って“仕掛けた”ようにも見えたが、「仕掛けはあまり考えていなかったです、いつのまにか後ろの選手がいなくなっていました」とレース展開を解説。「仕掛ける準備をしていたんですけど、(誰も)来なかったです」と、自然と独走状態が生まれたと振り返った。

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