白鵬が途中休場 右手小指の骨折で加療2週間

 「大相撲秋場所・2日目」(9日、両国国技館)

 場所前に日本国籍を取得した横綱白鵬(34)=宮城野=が右手小指の骨折で2日目の9日から休場した。日本相撲協会に「右第5中手骨骨折で約2週間の加療を要する見込み」との診断書を提出した。前日、北勝富士に寄り切られ、初めて初日に金星を配給した。休場は夏場所以来、2場所ぶり13度目。

 日本人として初めて出場した本場所で無念。同部屋の幕内炎鵬、石浦を従えて横綱土俵入りする夢も実現したが、たった1日で離脱となった。

 患部の右手小指は先場所、正代戦で負傷。靱帯(じんたい)が伸びた状態だった。1日の伊勢ケ浜一門連合稽古で悪化させ、ほぼぶっつけの状態で出場したが、前日の取組後に腫れ上がり激痛が発症。この日朝、骨折と診断された。

 師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「腫れ方が異常だった。(前日取組は)右手が使えていなかった。怖がっていた。部屋(の弟子ら)で土俵入りできたし本人は続けたかったと思う」と弟子の思いを代弁した。

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