柔道・田代未来「怖さもなくなってきた」打倒アグベニェヌに手応え

 柔道女子のコマツ所属選手による世界選手権の報告会が9日、都内の同社本社で行われた。女子63キロ級銀メダルの田代未来(25)は決勝で怪力女王のアグベニェヌ(フランス)と11分超の大熱戦を演じ、あと一歩まで追い詰めただけに、「悔しさと疲労と、何よりもここまで戦えるんだというのを感じられた」と改めて手応えを口にした。

 過去の対戦成績は団体戦を含めて1勝9敗だったが、組み手でアグベニェヌの一発の技を防ぎつつ、後半勝負で投げるチャンスをつくり出すことにも成功。初勝利を挙げた17年12月のワールドマスターズの時以上に手応えを得たという。

 東京五輪に向けては当然、好勝負を演じるだけでは足りないが、「怖さもなくなってきた」と田代。「組み手をレベルアップさせて、もっと圧力をかけられるように」と再戦に向けて課題を見据えた。

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