渡辺雄太「日本代表として恥」NZに3桁大敗でショック隠せず…終盤には自信喪失も

 「バスケットボールW杯・順位決定リーグ、米国98-45日本」(7日、東莞)

 順位決定リーグに回った世界ランキング48位の日本は、同38位のニュージーランドに81-111で敗れ、通算4戦4敗となった。9日の最終戦では同28位のモンテネグロと顔を合わせる。エース八村塁(21)=ウィザーズ=は疲労などのため今後の試合を欠場し、主将の篠山竜青(31)=川崎=も5日の米国戦で左足親指を骨折したため出場しなかった。

 21点差を追った第4クオーターの10分間も淡々と時間が過ぎた。日本は八村、篠山の主力2人が抜けたとはいえ、内容が乏しすぎた。今大会初の3桁失点を喫し、ニュージーランドに屈辱的な完敗。渡辺雄太(24)=グリズリーズ=は「日本代表として恥だと思う」。失意の4戦全敗となった。

 第1クオーターこそ10分間フルでプレーしたファジーカスが個人技で得点を量産し、29-29と同点だった。だが日本が意図する攻撃を形にできない現状は変わらず、苦し紛れのシュートを打たされ続けた。徐々に点差を広げられ、一方的な展開に持ち込まれた。

 W杯前の強化試合で2度対戦し、相手が3点シュートを得意とするのは分かっていた。だが有効な対策もなく、次々と長距離シュートを決められた。終盤は自信を喪失したのか、凡ミスも連発。渡辺はショックを隠せず「恥ずかしい試合をしてしまった。正直、このままでは日本に帰れない」とうつむいたままだった。

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