高安、左肘負傷で全休 九州場所は3度目のかど番に
「大相撲秋場所」(8日初日、両国国技館)
高安は6日午前に東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で四股やすり足などで汗を流した。稽古後に「万全な状態で取れないのが一番。しっかりと切り替えて九州場所へ向かっていく」と語った。場所後の秋巡業への参加は未定。
7月の名古屋場所で左肘を痛め、勝ち越してから休場した。夏巡業を全休し、8月31日の横綱審議委員会による稽古総見でも相撲を取らず、今場所への調整が不安視されていた。休場は2場所連続6度目となる。
田子ノ浦親方は「(肘には)いろんな角度からの攻めがある。まずは相撲に耐えられる体に戻さなければならない」と話した。左肘は内側側副靱帯(じんたい)損傷で全治は1カ月程度と診断されたという。