原沢久喜は銀 日本柔道の悲願、男子100キロ超級の16年ぶり王座奪還ならず

男子100キロ超級決勝 反則負けで準優勝に終わった原沢久喜(右)=撮影・堀内翔
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 「柔道・世界選手権」(31日、日本武道館)

 男子100キロ超級で、リオデジャネイロ五輪銀メダリストの原沢久喜(27)=百五銀行=は、決勝でリオデジャネイロ五輪100キロ級金メダルのルカシュ・クルパレク(チェコ)に敗れ、銀メダルとなった。

 お互いに指導を2つ受けた状態で延長戦に突入した。延長3分50秒で3つ目の指導を受け、反則負けとなった。日本柔道界の悲願であった16年ぶりとなる男子最重量級の王座奪回はならなかった。

 原沢は初戦の2回戦で、オーストリア選手に3分27秒、内股と崩れけさ固めの合わせ技で一本勝ち。3回戦はモンゴル選手に3分39秒、小内刈りで一本勝ち。準々決勝は、五輪2大会連続銅メダルのシルバ(ブラジル)の反則負けにより勝ち上がった。

 準決勝は昨年覇者で世界ランク1位のツシシビリ(ジョージア)に2分49秒、浮き腰と横四方固めの合わせ技で一本勝ちした。

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