ソフトボール上野、復帰0封 自己最速迫る118キロも「30点」

 「ソフトボール・ジャパンカップ国際女子大会、日本13-0チェコ」(30日、高崎市ソフトボール場)

 開幕し、日本はチェコを13-0の四回コールドゲームで下して初戦を白星で飾った。4月に顎を骨折し、今大会で代表に復帰したエース上野由岐子(37)=ビックカメラ高崎=は四回に3番手で登板して1回を1安打無失点だった。1次リーグは出場4チームが1回戦総当たりで争い、上位2チームが9月1日の決勝に進む。

 エース上野の復活だ。四回に3番手で登板すると、ストレートを中心に全17球でチェコ打線を封じた。自己最速121キロに迫る118キロも記録したが、「(試合は)30点ぐらい」とシビアに自己採点した。

 4月の試合中に打球を受け左あごを骨折し、実戦から遠ざかっていた。約4カ月ぶりのマウンドは「すごくいい調子の自分を知っているので、まだまだ全然」。だが「修正しながらいつもの感覚に戻ってこれたら」と前を向く。宇津木麗華監督からは「とにかく顔に当たらないように投げろ、と言われている」と笑いながら答えた。

 31日は北京五輪決勝で死闘を繰り広げた米国とのデーゲームが控えるが、宇津木監督は「(上野は)下げていこうかな」と登板に慎重な姿勢。同日夜の台湾戦で連投に挑む。

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