張本智和 凱旋飾れず開幕戦から2敗 チョレイも不発
「卓球・Tリーグ、東京3-2岡山」(29日、アリーナ立川立飛)
2シーズン目を迎えて開幕し、男子の1試合が行われた。張本智和(16)、水谷隼(30)=ともに木下グループ、丹羽孝希(24)=スヴェンソン=を擁する初代王者の東京が、昨季2位の岡山に3-2で競り勝った。彩たま、琉球を加えた4チームが来年2月までレギュラーシーズンを戦い、上位2チームが年間優勝を決めるファイナルに進出。同じく4チームによる女子は30日に開幕する。
張本が開幕戦から2敗を喫した。今季からチームに加わった丹羽と組んだ第1試合のダブルスで1-2と逆転負けし、自らが勝てばチームの白星が決まる第4試合のシングルスも2-3で競り負けた。
張本は第4シングルス、第1ゲームはサウスポーの森薗の強打にてこずり、9-11で失った。ミスを誘った第2ゲームこそ11-7で奪ったものの、なかなか主導権を握れなかった。
途中からは得点しても「チョレイ!!」の雄叫びが出なくなり、試合は6-6から始まる最終ゲームに突入。最後は自らのリターンがアウトとなった。
18日まで行われたブルガリアオープンで、今季のワールドツアー初優勝を飾ったばかり。凱旋試合でチームにも勢いをつけるはずのシナリオが崩れた。