元バスケ部の貴源治と貴ノ富士 八村塁のダンクに興奮 進学誘われた過去も

 試合を観戦する貴ノ富士(左)と貴源治(撮影・出月俊成)
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 大相撲の双子関取、幕内貴源治(22)と十両貴ノ富士(22)=ともに千賀ノ浦=が22日、さいたまスーパーアリーナでバスケットの日本代表VSアルゼンチン戦を観戦した。2人は中学時代、バスケットボール部で茨城県選抜に選出されたこともある逸材だった。

 NBAドラフトでワシントン・ウィザーズから1巡目された日本代表の八村塁(ゴンザガ大)とは同級生で対戦経験もあり、ライバルだった。実力を認め合い、2人は八村から同じ高校に進むよう勧誘されたが、角界入りを選択した。

 バスケットを見るのは八村擁する宮城・明成高が3連覇した15年のウインターカップ決勝戦以来。試合前練習では八村のダンクシュートを見て興奮した。

 兄・貴ノ富士は八村に対し「好きなバスケでこのレベルまで来たのは尊敬している。NBAに選ばれてからが大事。どんどん自分のいいところをアピールしてもらいたい」とエール。弟・貴源治は「NBAに選ばれたことに満足せず、周りとの違いを見せつけてほしい」と期待した。

 日本代表は昔から見ていた選手ばかり。貴ノ富士は「緊張している」と試合前から手に汗。相手が世界ランキング5位の格上とあり、「きょう勝つようならラグビーで日本が南アフリカに勝つようなもの。日本のバスケがどこまでできるのか楽しみ」と、話した。

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