張本智和が昨年12月以来V チキータで接戦締めた「結果が出てとてもうれしい」

 「卓球・ブルガリアOP」(18日、パナギュリシュテ)

 男子シングルス決勝で世界ランキング5位の張本智和(16)=木下グループ=が中国選手を4-2で下し、今季のワールドツアー初優勝を果たした。張本は第1ゲームを11-6で先取。ゲームカウント3-2としてから第6ゲームを11-4と押し切った。

 やっと報われた。得意とするバックハンドの攻撃的レシーブ「チキータ」で接戦を締めくくると、張本は拳を握りしめ喜びを爆発させた。結果が出ず苦しんだ今季。「悔しい思いをしながら練習を頑張ってきた。結果が出てとてもうれしい」と声を弾ませた。

 一進一退の攻防が続いたが、最後まで攻撃的な姿勢を貫いた。ゲームカウント3-1で迎えた第5ゲームは度重なるジュースの末、13-15で敗北。しかし、気持ちを切り替えて臨んだ第6ゲームは序盤で一気にリードを奪い、11-4で勝利をものにした。

 国際大会での優勝は昨年12月のグランドファイナル以来。「この優勝を自信に一戦一戦頑張りたい」。東京五輪の代表獲得に向け、残るツアーでも勝利を積み上げる。

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