桃田賢斗 連覇へ好スタート 思い出深い地で快勝発進「貪欲に勝ちにいきたい」

 「バドミントン・世界選手権」(19日、バーゼル)

 開幕して各種目の1回戦が行われ、男子シングルスで連覇を目指す世界ランキング1位の桃田賢斗(24)=NTT東日本=は同105位のベトナム選手を2-0で退け、好スタートを切った。西本拳太(トナミ運輸)も2回戦に進んだ。女子シングルスで大堀彩(トナミ運輸)、高橋沙也加(日本ユニシス)がともにストレート勝ちした。

 男子シングルスで桃田はベトナム選手に格の違いを見せつけ「最初は緊張して力が入ったけれど、コートに入ったら体も動いて切れもあった。明日につながるいい試合になりました」。違法賭博問題による謹慎処分が解けた後、最初に出場した国際大会が、この会場での18年2月のスイス・オープン。思い出深い地で快勝発進し「この大会で結果を残せたら、東京五輪のある来年にもすごく自信になる。一つ一つ貪欲に勝ちにいきたい」と気持ちを高めた。

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