「障害の理解につながる」62% パラ1年前、当事者調査

 東京パラリンピック開幕まで25日で1年となるのを前に、共同通信が全国の障害者を対象にアンケートを実施したところ、「大会が障害の理解につながる」との回答が62%に上った。選手の活躍や大会の盛り上がりによって障害への関心が高まり、差別や偏見が解消されるとの期待が大きい。一方で、一過性の盛り上がりに終わることへの懸念も根強く、政府が掲げる「共生社会の実現」には大会後も継続的な取り組みが求められそうだ。

 アンケートは6~7月、さまざまな障害者団体で構成する日本障害フォーラム(東京)や全国障害学生支援センター(相模原市)を通じて協力を求め、564人から回答を得た。

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