代表合宿参加全選手が子どもと交流イベントへ ラグビーPR&一体感強化

 「ラグビー・日本代表合宿」(22日、いわぎんスタジアム)

 パシフィックネーションズカップ(PNC)フィジー戦(27日・釜石鵜住居復興スタジアム)に向けて、21日に盛岡入りし、この日練習を開始した。27日の試合から逆算して、W杯本番を想定したスケジュールで調整を進める中で、23日は午後から地域交流イベントを行い、全選手が地元の子どもたちと触れ合う時間を設けることになった。

 SH流大(26)=サントリー=は「今までだとノンメンバーでいったりしてたんですけど全員で行って、足跡を起こすというか、いろいろと工夫して子どもたちに楽しんでもらい、僕らも楽しめるようなこともやっていきたい」と説明した。

 従来なら、10人に満たないベンチ外の選手が、試合外の部分のイベントに参加してきた。だが、宮崎合宿中にリーダー陣で話し合い、試合前にもかかわらず、異例の全選手参加を決めた。

 「いろんなところで僕たちがどういうことをしているか、日本代表の選手がこういうものだと見せていくことが大事だと。それを見せられるチャンスなのでみんなで行くことにしました」。狙いの一つはラグビーのPR。そしてもう一つは「力を出すには、ラグビーのことにプラスして楽しいこと、ワンチームになることも大事」と言う。外国人選手も多い中、共通のイベントから一体感を導き出す狙いもある。

 フランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=も「社会との交流をもう少し強くしようかと考えています。僕らは大きなインパクトを与えるチャンスがある。見てもらえるために小さな努力をしたい」と話していた。子どもたちとの触れ合いを通じてラグビーをPR。そして日本代表がより一体化する。

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