2020年東京五輪の自転車ロードレースのテスト大会が21日、東京、神奈川、山梨、静岡の1都3県14市町村の公道を巡る総距離約189キロのルートで行われた。スタート地点の武蔵野の森公園(東京都府中市)を含む都内や神奈川県の沿道には大勢の人が詰め掛けた。コース周辺は地域ごとに2時間前後の交通規制が敷かれた。東京五輪組織委員会によると、参院選の投票に影響が出たとの報告はなかった。
東京五輪は富士山周辺の雄大な自然を走り抜けるコースで、起伏が激しくカーブも多い「超難関」。この日は9カ国・地域の代表を含む20チーム計95人が出場したが完走したのは半分程度だった。