高山勝成 愛知県選考会でアマ初優勝 東海ブロック大会進出決めた

愛知県予選の決勝で勝ち名乗りを受ける高山勝成(右)と敗れた藤原幹也=名古屋工学院専門学校
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 「ボクシング・全日本選手権愛知県選考会」(7日、名古屋工学院専門学校)

 東京五輪を目指す元プロボクシング世界4団体制覇王者、高山勝成(36)=名古屋産大=がフライ級(52キロ)決勝で藤原幹也(22)=中央大=に判定勝ちし、アマチュアとして初優勝した。

 高山は6日のアマデビュー戦でロペス・フェリペ(21)=立命大=をフルマークの3-0判定で勝利し、決勝に進出。この愛知県大会優勝により、全日本選手権出場がかかる東海ブロック大会(8月、岐阜)に出場することが決まった。

 東京五輪へは東海地区大会で優勝して全日本選手権(11月、鹿児島)でも優勝し、最終予選の代表決定戦(東京)への出場権を得ることが前提となる。ここで世界選手権(9月、ロシア)でメダルを獲得した選手と対戦し、勝てば世界最終予選に進出。ようやく五輪出場権をかけた戦いに臨むことになる。

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