文字サイズ

高山勝成、アマデビュー戦でフルマークで判定勝ち

アマ初戦で勝利した高山勝成=名古屋工学院
3枚

 東京五輪を目指す元プロボクシング世界4団体制覇王者、高山勝成(36)=名古屋産大=が6日、名古屋市の名古屋工学院専門学校で全日本選手権愛知県選考会に臨み、アマチュアとしてのデビュー戦で白星を挙げた。五輪で開催されるフライ級(52・0キロ)にエントリーした高山は、初戦でロペス・フェリペ(21)=立命大=と対戦。ジャッジ3人が30-27のフルマーク、3-0判定で勝利した。7日の決勝で藤原幹也(22)=中央大=に勝利すれば、全日本選手権出場がかかる東海ブロック大会に出場する。

 序盤に硬さが見えた高山は、相手のワンツーをもらうなどの場面も見られた。しかし、2回には左右への軽快な動きを取り戻し、中盤からは試合を支配。プロ時代の特徴である頭の低さを注意する場面も見られたが、動揺することなく終盤は相手を圧倒した。

 試合が12ラウンドから3ラウンドへの変化だけでなく、グローブの大きさ、当日計量から試合開始までの過ごし方などプロとはまったく違う環境を初めて体験した。しかも、プロ時代から3年ぶりの試合。高山は「全体的に試合の感覚を取り戻さないといけないと思った」と言い、内容も10点満点で「1か2です」と厳しい自己評価を下した。2ラウンドからは見事に修正したことについても「上のレベルに行けば1分1秒を争う。きわどい戦いになる」と語った。

 一方で、初のアマのリングには発見もあった。「プロはやるかやられるかの世界。アマは国民のスポーツ、五輪はみんなのスポーツ。相手とたたえ合ったのは新たな発見で、素晴らしいと思った」と笑顔も見せた。対戦したロペスも、高山について「あんなにずっとパンチを打てる人は初めて見た。中に入ってきてから手数が出てきた」と脱帽。元世界王者との対戦は「いい経験になった。今後に生かしたい」と元プロとの対戦を糧にしていた。

関連ニュース

    デイリーペディア

      編集者のオススメ記事

      スポーツ最新ニュース

      もっとみる

      主要ニュース

      ランキング(スポーツ)

      話題の写真ランキング

      写真

      リアルタイムランキング

      注目トピックス