貴景勝が稽古再開 カド番の名古屋場所へ「出る方向で一生懸命やる」

稽古を再開した貴景勝
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 「大相撲名古屋場所」(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)

 右膝を負傷し夏場所で途中休場した大関貴景勝(22)=千賀ノ浦=が25日、名古屋市の宿舎で稽古を再開させた。患部にテーピングはせず、四股、スクワットなど基礎運動で汗をかいた。最後は腰を下ろさず、負荷のかからないすり足で動きを確認した。

 まだ相撲を取れる段階ではないが、一歩ずつ回復しているのは確か。「毎朝毎朝、判断しながらやっていきたい。(患部の状態は)日によって違う。痛さはもうあんまりない。安定感、緩さの問題。その辺をどうやっていくか」と語った。

 カド番となる場所。「出る方向でやっている。出られないのに出るということはしない。力が出る状態になれば」と、初日まで時間との戦い。「これからすごい良くなるかも分からない。このままかもしれない。どうなるか分からないけどできるだけ出たい。出る方向で一生懸命やる」と、力を込めた。

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