伊調馨が薄氷の勝利で世界切符王手!決勝は川井梨紗子と宿命の対決再び

 南條早映(左)に勝利した伊調馨
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 「レスリング・全日本選抜選手権」(15日、駒沢体育館)

 世界選手権(9月・カザフスタン、アスタナ)の代表選考会を兼ねて行われ、女子57キロ級では、前人未踏の五輪5連覇を狙う伊調馨(34)=ALSOK=と、リオ五輪63キロ級女王の川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=が順当に決勝進出を決めた。

 昨年末の全日本選手権決勝で川井を下し優勝した伊調が、今大会でも優勝すれば、世界選手権代表に内定。川井が勝てば、7月6日のプレーオフで雌雄を決する。世界選手権でメダルを獲得すれば、20年東京五輪代表に内定するだけに、事実上の五輪代表決定戦となる可能性がある。

 伊調は1次リーグ2戦全勝し、B組1位通過。準決勝でも南條早映(至学館大)を相手に苦しみ、3-3ながら、ラストポイント(最後にポイントを獲得)により勝利。苦しみながら決勝進出を決めた。

 川井は1次リーグ3戦全勝でA組1位通過。準決勝では花井瑛絵(至学館大)を2-1で下した。

 昨年末の全日本では、1次リーグで川井が2-1で伊調に勝利。しかし、決勝では伊調が残り10秒からの逆転勝ち(3-2)で優勝した。

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