朝乃山、故郷富山に凱旋 トークショーでトランプ大統領エピ披露

トークショーで集まったファンと万歳三唱する朝乃山
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 大相撲夏場所で初優勝した朝乃山(25)=高砂=が12日、故郷富山に凱旋し、朝&夕方とファン計5000人が殺到した。朝は射水市で部屋の合宿に参加し3000人が集結する中、稽古で注目を一身に浴びた。夕方は市内の商業施設でトークショー。故郷の英雄をひと目見ようと、1階から4階まで人がビッシリ。約2000人が「おかえりー」と大合唱だった。

 約1時間の「凱旋トークショー」では千秋楽、トランプ米大統領からアメリカ合衆国大統領杯を受け取った際のエピソードを披露。「(内閣総理大臣杯を授与した)安倍総理で土俵に上がった時から緊張していた。そこから覚えていない。トランプさんの顔も見られなかった。目を見たら殺されるんじゃないかと。SPも2人土俵にいたし」と笑わせた。

 緊張のあまり「ありがとうございます」と3度言い続け、その後、顔を上げるとトランプ大統領が握手を求めてきたので慌てて握り返した。そして「4回目のありがとうを言った」と振り返った。

 質問コーナーもあり、空手少年から、「どうやったら強くなるか」との質問には相撲をやるように勧めて、笑いを取ってから真剣な助言。「人の倍、練習して、ご飯をいっぱい食べて、お母さんの言うことをよく聞いて、わがままを言わない」と優しく伝えた。

 トークの最後には、2000人全員で万歳三唱。大忙しの地元の英雄は13日まで合宿し、そのまま居残り、16日に富山市で優勝祝賀パレードを行う。

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