日本経大が初の決勝進出!大会3連覇中の愛知学泉大を下す スピード強化で“金星”
「デイリー主催・西日本学生バスケット、日本経大78-75愛知学泉大」(8日、エディオンアリーナ大阪)
男女の準決勝が行われ、女子は日本経大が大会3連覇中だった愛知学泉大を78-75で破り、初の決勝進出を果たした。名古屋経大は大阪人科大に78-67で勝利し、2年連続で決勝に駒を進めた。男子は8年ぶり優勝を目指す京産大と昨年王者の近大が勝ち上がった。最終日の9日は男女ともに決勝と3位決定戦がエディオンアリーナ大阪で行われる。
大会3連覇中で最多23回の優勝を誇る愛知学泉大を破り、日本経大が初の決勝進出を決めた。序盤から激しい点の奪い合いが続き、第2Q終了時も44-43と均衡。第3Qにリードを5点に広げて流れを引き寄せると、そのまま優位に立って逃げ切ってみせた。
3ポイントシュートを4回決め、計17得点でチームに貢献したキャプテンの喜多伊綾(4年)は「自分の仕事の3ポイントが決められた」と一息。昨年の準決勝で64-75で苦杯をなめた強豪校から“金星”を挙げ、「きょう勝つためにきつい練習をしてきた。うれしいです」と喜んだ。
同じく17得点の杉咲里奈(2年)は「相手が大きかったので、スピードを生かしてドライブできた」と手応え。1対1やドリブル練習で技を磨き、スピードを強化してきたという。
案浦知仁監督も「去年は格の違いをみせつけられた。ここを目標にしてきて、結果が出せて良かった」と笑顔。初優勝まであと一歩。勢いのままに頂点を目指す。