新潟経営大が初の4強!接戦制す 第4Q残り3分同点も…勝ちきった

 「デイリー主催・西日本学生バスケット、新潟経営大75-70関学大」(7日、エディオンアリーナ大阪)

 男女の準々決勝各4試合が行われた。男子は新潟経営大が関学大を75-70で振り切り、初の4強入り。近大は九州共立大を70-56で下した。女子は大阪人間科学大が立命大に88-61で勝利した。8日は男女ともに準決勝2試合がエディオンアリーナ大阪で行われる。

 新潟経営大は大接戦の末に関学大を下し、初の準決勝へと駒を進めた。序盤から主導権を握り、第2Qを終えて41-34と7点リードで前半を折り返す。だが後半は苦しんだ。第3Qで47-48と一度逆転され、すぐにひっくり返したものの、第4Qの残り3分で70-70の同点に。それでもひるまず、最後は相手のミスにつけ込み、立て続けに得点を奪って振り切った。

 試合全体を通して、重点的に強化してきたディフェンス力が光った。ノーマークの場所ができないよう練習を重ねてきたという。「相手の展開にさせないように、最後までディフェンスを頑張れた」と田巻信吾監督も成果を褒めた。

 キャプテンの井上凌(4年)は終盤の関学大の猛追を「正直流れも悪くて負けちゃうかと思った」と振り返ったが、初のベスト4に笑みが絶えない。京産大との準決勝に向け、「未知の世界。勝ち負けにこだわらず、いつも通りのプレーができたら」と平常心を貫くことを誓った。

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