九州共立大 3回戦突破!197センチ・エジプト生まれのモハメドが24得点

 「デイリー主催・西日本学生バスケット、九州共立大95-56流通科学大」(4日、丸善インテックアリーナ大阪)

 男子3回戦24試合、女子2回戦23試合(棄権1試合)が行われた。男子は5月の全九州大会で優勝した九州共立大が95-56で流通科学大を下し、3回戦突破を決めた。天理大は113-47で大阪経法大に快勝。5日は男子4回戦16試合がエディオンアリーナ大阪で、女子3回戦16試合が丸善インテックアリーナ大阪で行われる。

 昨年、2回戦敗退で涙をのんだ九州共立大が、九州王者としての意地を見せつけた。故障や教育実習が重なり、主力メンバーが3人欠けた状態で臨む今大会。「全員で守って、全員で走ろう」と声を掛け合った。

 攻撃の要となったのは、エジプト生まれ日本育ちのゴマ・モハメド(2年)と鋭いパスでアシストする奥田雄伍(3年)。モハメドは197センチの長身を生かし、チーム最多の24得点を挙げた。「いつも通り、(奥田が)欲しいところにボールをくれたので決められた」と息の合った攻撃で、序盤から一気に相手を突き放した。

 チームの課題であった「ディフェンスからの速攻」にも自信を見せた。上に行くほど求められるのは、ゴール近くでのマイボールを増やすこと。普段の練習から常に意識してきた成果が出始めている。「まだまだ出来ることはある。チーム一丸で、まずはベスト8を目標に頑張りたい」とモハメド。団結力を武器に、西日本8強入りを目指す。

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