ボルダリング・野中生萌 今季年間女王ヤンヤの全勝阻止へ闘志
スポーツクライミングのボルダリングW杯最終戦ベイル大会(米国)に出場する日本代表が4日、成田空港から出発した。女子のエース野中生萌(22)=XFLAG=は3月に左肩を痛めたこともあり、これが今季W杯2戦目。5月複合ジャパンカップを制し、上り調子で挑む大会に向け「8月に世界選手権もあるし、全力投球でいく」と、意気込んだ。
今季女子はすでに年間女王も確定させているヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)が5戦5勝と圧倒的な強さを見せており、最終戦には完全優勝が懸かる。東京五輪でも最大のライバルとなることは確実。昨季の年間女王の野中は「今季はヤンヤの好きなようにやられている。阻止したい」と、腕ぶした。