張本智和 1カ月遅れ“高校デビュー”で驚き「学校でジュース買っていいのか」

 卓球男子で世界ランク4位の張本智和(15)=木下グループ=が25日、先月の世界選手権後初の実戦となるワールドツアープラチナ・中国オープン(28日開幕)への出発前に成田空港で取材に応じた。「五輪代表になるためにこの3大会がヤマ場になる。(日本の)他の選手に差を付けられるようにもっとランクを上げていきたい」と、来月のジャパン・オープン荻村杯(札幌)まで続く3連戦に向けた意気込みを語った。

 世界選手権ブダペスト大会では、シングルスで16強敗退に終わり涙をのんだ。大会直前から右手薬指にけんしょう炎を抱えていたため、帰国して今月7日まではラケットを握らず完全休養。「指はほぼ完治できているので3大会いいコンディションで臨める」と回復に自信をのぞかせた。

 また、試合が続いていたため通えていなかった日大高にも5月になってようやく通学したという。「学校に自動販売機があってビックリしました。ジュースを買っていいのかと」と中学との違いに驚いたといい、「購買とかがあったりして、好きなときに食べ物が食べられるのも変な感じがしました」。1カ月遅れの“高校デビュー”も経て、気持ちを新たにしていた。

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