日本ボクシング連盟 五輪選出基準明確にするため委員会立ち上げへ

 国際オリンピック委員会(IOC)は22日、スイスのローザンヌで開いた理事会で、2020年東京五輪の実施競技から除外の可能性もあったボクシングを存続させる方針を決めた。組織運営や財政、審判に問題を抱えている国際ボクシング協会(AIBA)にはIOC承認団体の資格停止処分を科す見通しで、6月の総会で正式決定する。日本連盟は23日に都内で会見を行い、内田貞信会長は「本当にうれしい。世界のファン、選手もこの決定を待っていた」と喜びの声を上げた。

 日本ボクシング連盟は6月の臨時理事会で選手選考委員会を立ち上げ、今年の世界選手権(9月、ロシア)までに東京五輪の代表選考規定を策定する方針を明かした。従来は強化委員会に一任されていた代表選考だが、より公平で透明性の高い選考を期すため、弁護士や他部署からも委員を入れるという。菊池副会長は「選出が明確になるように基準をしっかりつくり、公表しないといけない」と説明した。

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