「大相撲夏場所・１２日目」（２３日、両国国技館）

　横綱鶴竜（井筒）は前頭五枚目竜電（高田川）に寄り切りで勝ち、２敗をキープ。優勝争いでトップに並んだ。

　前日まで１敗で単独トップに立っていた同八枚目の朝乃山（高砂）は同三枚目の玉鷲（片男波）に押し出しで敗れ、２敗となった。

　関脇栃ノ心（春日野）は同七枚目の明生（立浪）に寄り切りで敗れ、３敗目。痛恨の連敗で、大関復帰となる１０勝目はまたもお預けとなった。３敗は栃ノ心ただひとり。

　大関陣は豪栄道（境川）が勝ち越しを決めたが、高安（田子ノ浦）は連敗で５敗目を喫した。

　１３日目、朝乃山と栃ノ心が直接対決。鶴竜は高安と対戦する。