朝青龍のおい、豊昇龍が20歳の誕生日に3勝目「絶対勝ちたいと」
「大相撲夏場所・11日目」(22日、両国国技館)
元横綱朝青龍のおい、西幕下4枚目の豊昇龍(立浪)が富士東(玉ノ井)を押し出して3勝目(3敗)を挙げて星を五分に戻した。この日が20歳の誕生日で自ら白星で祝った。
2連勝後、3連敗とプロ初の負け越し危機に開き直った。突いて押して、一歩も引かない。我慢勝負に勝つと、最後も押し切った。
「気持ちを入れ替えて絶対に勝たないといけないと思った。体も前の動きが戻って来た。きょうは絶対勝ちたいと思い集中できた」と会心。誕生日には「いつもの1日とは違った」と、成人を白星スタートとなった。
最後七番相撲に序ノ口から全8場所連続勝ち越しをかける。