7戦全勝の鶴竜、栃ノ心、ともに敗れる 横綱は令和初の金星配給 再出場の貴景勝は黒星
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「大相撲夏場所・8日目」(19日、両国国技館)
7戦全勝の横綱鶴竜(井筒)、関脇栃ノ心(春日野)がともに敗れ、中日で全勝がいなくなった。鶴竜、栃ノ心、前頭8枚目朝乃山(高砂)の3人が1敗で並んだ。
鶴竜は対戦した前頭三枚目玉鷲(片男波)との立ち合いがなかなか合わず、立ち合いで相手の勢いに押されると、そのまま押し出されて完敗。令和になって初の金星を配給した。
10勝すれば来場所で大関に復帰できる栃ノ心は遠藤(追手風)の上手出し投げに屈して、今場所初めて土がついた。
平幕で好調を維持する朝乃山は宝藤を突き出して1敗を死守した。
大関陣では、右膝の負傷による休場から再出場した新大関貴景勝(千賀ノ浦)が小結碧山(春日野)の変化についていけず叩き込みで敗れ、3勝3敗2休となった。
一方、豪栄道(境川)は御嶽海(出羽海)を寄り切って5勝3敗。高安(田子ノ浦)も隠岐の海(八角)を寄り切り、5勝3敗とした。